仮想通貨

1年間でなんと10倍に!イーサリアム爆上がりの理由!2021年は大型アップデートに注目

イーサリアム 値上がり 理由

イーサリアムに興味があるんだけど、2021年に入ってからさらに値上がりしているよね」

「今後はどんな点が将来性につながるんだろう?」

「ぶっちゃけ今は買い時なの?」

そんなギモンにお応えする記事を書きました。

さとる
さとる
こんにちは、教員からの転職とお金の話について発信中!元教員FPのさとる(@SatoruTeacher)といいます
プロフィール

・31歳の時に中学教員から民間企業へ転職
・現在は機械メーカーの総務、WEB広報を担当
・ファイナンシャルプランナー2級所持
・株、NISA、仮想通貨などを中心に3年以上の投資経験あり

2020年初頭に1ETH15,000円ほどだったイーサリアムは、2021年1月に75,000円を突破!

この記事を書いている2021年2月9日現在、180,000万円の値をつけています。

ここ一年あまりでなんとなんと、10倍以上に爆上がりしてますね!

・アメリカを中心に機関投資家がどんどん参入している

・2/8からシカゴ商品先物に上場、イーサリアムの信用性が増している

・話題のDefiや大型アップデートなどさらなる将来性が期待できる

この記事を読んでいただければ、イーサリアムについてさらに詳しくなって、今後の投資戦略が見えてきますよ!

*当サイトは読者への情報提供を通して金融リテラシーを高めることを主な目的としております。具体的な投資につきましては自己判断で行っていただきますようお願いします。

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イーサリアム値上がりの理由1、機関投資家の参入

アメリカの機関投資家からの熱い視線

「イーサリアム」は仮想通貨市場で時価総額2位人気銘柄ですが、その注目度は仮想通貨市場を超えて機関投資家の間でも広まってきています。

機関投資家とはヘッジファンド年金基金信託銀行など顧客から集めた巨額な資金を使って運用を行う団体や法人のことを指します。一般的にその投資先はおもに株式や債券が中心となります。

そんな機関投資家が近年、ビットコインやイーサリアムを始めとする仮想通貨をポートフォリオに組み入れ始めており、さらなる仮想通貨市場の成長が期待されているのです。

まだ発展途上である仮想通貨の市場規模は、債券市場や株式市場と比べると「100分の1以下」しかありません。

世界の機関投資家が分散している資金の「たった1%」が仮想通貨市場に流れてくるだけで、仮想通貨市場に与えるインパクトはかなり大きいといえるでしょう。

「バケツの水をグラスに注ぐようなもの」と表現されたりしますが、そのくらい世界のマーケットから見た仮想通貨市場は「まだまだ小さい」ということです。

さらにコロナ禍の経済対策として、各国の政府は貨幣をどんどん発行して市場への現金供給量を増加させています。

一部の機関投資家が「インフレ対策」として仮想通貨に資金を移動するという状況も市場を後押ししています。

イーサリアムの技術面への期待

機関投資家がイーサリアムへ投資をする理由として、「イーサリアムの技術面への期待」という側面もあります。

イーサリアムはビットコインなどと同様にブロックチェーン技術を使っていますが、ビットコイン後に誕生したということもあり、多くの技術的に優れた面があります。

特定の管理者が不在でもあらゆる契約を自動化できる「スマートコントラクト」や、分散型アプリケーション「DApps(ダップス)」といった技術は、新しい金融システムの基盤となる可能性があるとして、機関投資家も注目しています。

このような機関投資家の参入という背景もあって、2020年の年初時に約13,000円だったイーサリアム価格は1年あまりで約180,000円まで上昇し、ビットコインを上回る「1200%」という上昇率を記録しました。

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イーサリアム値上がりの理由2、シカゴ商品先物に上場へ

アメリカの先物取引などを規制するCFTC(商品先物取引委員会)によって、イーサリアムとビットコインを先物商品として扱うことが認可されました。

こうした状況の中、2021年2月8日「イーサリアム先物」がCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)にて取扱開始されたことが正式に発表され、大きな話題となっています。

またアメリカでは「イーサリアム投資信託」という商品も提供されており、直接売買するリスクを抑えられるとして人気を集めています。

現在、金融先進国アメリカを中心にイーサリアム並びにビットコインを「正式な投資対象」とみる個人投資家や機関投資家が増えていますので、今後もこの2銘柄への注目は続くと思われます。

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イーサリアム値上がりの理由3、大型アップデート

イーサリアム2.0

このように技術の進化や金融業界からの人気もありますます期待されるイーサリアムですが、

2020年12月から最終段階のアップデートである「セレニティ」が開始されています。

この段階ではイーサリアムブロックチェーンの根幹となる「取引承認方式」が、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)へと変更される重要なフェーズとなっており、完了まで少なくとも2年ほどかかると言われています。

「イーサリアム2.0へのアップデート」と呼ばれ仮想通貨関連業界からも大いに期待。

イーサリアム2.0へのアップデート完了後は、以下の改善が見込まれています。

①送金スピードの向上
②送金コストの低下
③マイクロペイメント(少額での決済)の実現

これが実現すると、イーサリアムのもつ「スマートコントラクト」「DAapps」が最大限に活かされるだけでなく、「実用的な決済手段」として実用化される可能性もあります。

2021年2月にはアメリカ自動車メーカー大手のテスラが「近いうちにビットコインを使って自動車や関連部品の代金を支払いできるようにする」との報道がありました。

日用品の買い物の代金をイーサリアムで支払いする、そんな未来もそう遠くないかもしれませんね。

また今回のアップデートの目玉でもあるPoS(プルーフ・オブ・ステーク)は保有するイーサリアムの量によって受け取れる報酬が増える仕組みであるため、より長期的に保有する人が増えて、希少価値の点から見ても「イーサリアムの価格が上昇するのでは」と期待されています。

加熱するDeFiとその基盤となるイーサリアム

DeFiとは?
2020年頃から仮想通貨市場では「DeFi(ディーファイ)」が注目され始めています。

DeFiとは一般的には「分散型金融」とも呼ばれており、ブロックチェーン上に構築される「金融システム全体」のことを指します。

DeFiは、あらゆる金融取引から「中央管理者を排除する」ことを目的に開発されたプラットフォームで、「管理者が存在しなくとも安全に金融取引ができる」ことが最大の特徴となっています。

そしてDeFiと呼ばれるほとんどのサービスは「イーサリアムブロックチェーン」を基盤としており、契約を自動化できる技術「スマートコントラクト」がDeFiサービスの実現に大きく貢献しています。

DeFiが実用化されると仮想通貨取引、銀行取引、ローン、保険、クラウドファンディング、ギャンブルなどのあらゆる金融サービスが特定の管理者なしで利用できるため、「仲介手数料が不要」「誰でも利用可能」「不正が起きない」といったメリットが得られます。

ちなみに私たち日本人にはあまりピンときませんが、世界には何らかの理由で銀行口座を持てない人が「10億人」いると言われており、DeFiはそのような人に「金融サービスを提供できる」として大いに期待されています。

イーサリアム価格への影響

今後DeFiを用いたサービスが普及していくことになれば、当然イーサリアムの価値が上昇していくことが予想されますので、非常に多くの投資家が注目しています。

事実、2020年7月にはDeFiを利用するために、100億円相当のビットコインがイーサリアムに流れ込んだと言われており、イーサリアム価格を押し上げる要因のひとつになりました。

DeFi市場は目まぐるしいスピードでサービスが開発されていますが、まだまだ発展途上で「伸びしろがある」分野です。

本格的にDeFiが普及していくのは、前述した「イーサリアム2.0」のアップデートが完了してから数年と言われていますので、今のうちにイーサリアムを保有しておくと将来に期待が持てるかもしれませんね。

まとめ

「次世代の金融インフラ」として高いポテンシャルを秘めたイーサリアムですが、その将来性に多くの個人投資家、機関投資家が期待を寄せています。

またイーサリアム先物商品が提供開始されるなど、今後も商品が多様化することによって一般投資家が参入しやすくなっていきますので、ますます市場が盛り上がっていきそうです。

イーサリアムが本格的にその実力を発揮するのはアップデート完了後となりそうですが、DeFiをはじめとする様々な社会サービスの基盤となる可能性がありますので、将来が楽しみな銘柄であることは間違いありません。

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